新聞を久々に熟読してみました

今日は、お休みで家でまったりと過ごしたりしております。最近たまに、家のポストに新聞が無料で投函されていたりするので、久しぶりに読んでみました。毎日新聞が入っていました。ちなみに私は、新聞は定期購読はもう何年もしていません。久々読んだら、それなりに感想があったので書いてみようと思いました。11月7日の毎日新聞です。
 
トップの1面は以下の記事でした。

  • 尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件のビデオがyoutubeに流出事件
  • 2012年春の大卒予定者の就職活動始動
  • TPP(環太平洋パートナーシップ協定)について
  • 八ッ場ダム「中止」棚上げ

youtubeに流出した件では、共用パソコンから流出か?みたいな事が書かれていました。この事件、ゴルゴ13あたりのネタとしては最高だよなあ。とか思いながら見ていましたが、記事のように、流出経路が分かったところで、今後どういう規則を作るのでしょうか。ちょっと気になりました。もう流出しちゃったから、流出したことを、責めてもしょうがない気もしますが、私は、事実が公開されている事の方が大事だと思います。youtubeとかなかったら、ずっと分からないままでしょうね。テレビ局とかは公開できないでしょうから。
就活記事は、合同企業説明会とかを読んで、今だに昔と同じ様な採用活動をしているんだなと、思う反面。とりあえず仕事をしないとって、思っていた昔の自分も思い出しました。昔に比べれば、色々な就職活動が増えて来たと思いますが、まだまだメジャーなやり方は、良い大学に入って、良い会社(上場企業)に入るのが、ベストと思っている人達が多いのは事実でしょう。そう思わないマッチョな学生も増えているのも感じます。
TPPに日本が参加については、概ね賛成です。しかしながら、日本はJAなどの団体が一筋縄で行かなさそうな気がするので、この実務にあたる官僚やら何やらは、大変だと思います。政治主導でどこまでやれるんでしょうか?バター、ワイン、牛肉、もろもろ、外国産の方が断然美味しいのに、関税が高くてあまり食べれないものが、安く買えるようになることは、嬉しいですね。まあこの辺は、ポジショントーク。
八ッ場ダム。。来年秋まで結論を出すってことですが、中止にできるのかな。民主党に投票したわけでもないので、マニフェストうんぬんとか思わないですが。ダムが必要な理由も、そこまで分からないので、何とも。しかし、もろもろダム建設で生活を成り立ってる人達とかがいるわけで、これまたねえ。冷たく住民を突き放せないもろもろの問題などもありそうです。
 
久々に熟読してみましたが、新聞を購読しようという気にはなりませんでした。まず、情報の入り口としての役割をあまり感じないのと、広告が多い(紙面の半分近くないかな)。コストと情報の量とかを考えるとやっぱりいまいち感がある。情報がどうしても紙の特性上スナップショットになってしまうので、ネットなどのニュースサイトに比べると、関連性や、キーワードのリンクなどに欠ける。それにしても、新聞の広告で、池上さんを使って「新聞を読む子は学力が高い」とかって書かれていましたが、そんな相関関係があるのかな?とも思いますし、学力が高い事が良いとは限らない時代ですからねえ。今メディアで人気のある池上さんを使わないといけないぐらい、新聞はやばいのか。とも思いました。池上さんが流行ってるから、学生とかに、新聞とかテレビのニュースについて、自分なりに検証をしなさいとかって、課題出したら、面白そうだよなあとかも思いつつ。
 
1面以外では、FRBの金融緩和あたりの記事は個人的に、目を引きましたが、まあそれほど自分が興味を惹かれる事は書いてないなという印象です。新聞は、色々と中立性とか広告のからみもあるので、難しいのでしょうが、一番気になった記事は、一般の人からの投書欄です。「都銀の退職強要の理由が離婚?」という内容のもので、ある主婦が、派遣社員として働いていた都市銀行を、会社都合で退職させられたそうです。その理由が、離婚予定だということを、会社に申告していたからだそうです。シングルマザーは不正を犯す危険性があるからということだそうです。この銀行の募集時のキャッチフレーズは「女性に優しい職場」とのこと。いやーどこの銀行なんでしょうかね。それにしても、理由が。。