システムアーキテクチャ構築の原理 ITアーキテクトが持つべき3つの思考
システムアーキテクチャ構築の原理 ITアーキテクトが持つべき3つの思考 (IT Architects’Archive ソフトウェア開発の実践)
- 作者: ニック・ロザンスキ,イオイン・ウッズ,榊原彰,牧野祐子
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2008/12/03
- メディア: 大型本
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アーキテクトだけでなく、課題解決を求められる人たちへの
システム開発における思考方法のパターンカタログ。
開発者は全員とまでは言わないけど、アーキテクトというか
システムの全体的な視点、アーキテクトな視点は必要な気がする。
役割としてマネージャー、設計者、プログラマー、アーキテクト、インフラ、デザインなどは分かれるけど
それぞれの役割の中で、全体を見通せるメンバーがより多い方が、システム開発を行う上ではいい気がする。
「それは俺の、私の仕事じゃない。」って声がたくさん聞こえる場合は黄色信号かもしれない。
明確に担当者が分からないタスクが多いから、それを解決する役目を誰が買うか。
決定をしなければ前へ進めないシステム開発においては制約事項をいかに多く見つけるかが
鍵になることが多い。本書はその制約などを考える上で参考になるポイントが随所に散りばめられて
いる。状況に応じた最適解を追い求めて行くしかないのか。