ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド

ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド (朝日新書)

ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド (朝日新書)

投資するにあたって、ブログ・書籍などでそれぞれ影響を受けた水瀬さんと、山崎さんの共著が発売されたので、Amazonでポチリました。
 
本書は、書かれているとおり、比較的安定した収入を得て、仕事を継続していこうとしていて、株式投資などにそれほど時間を割きたくないと考えているような人達向けという感じがします。まさしくタイトル通りという感じでしょうか。
初心者で、預金の積立てだけではモノ足りない、将来に不安だ、少しでも運用して増やしたいと考え、比較的安全で、リスクのそれなりに少ない金融商品と考えて、インデックス投資はどうだろうか?と思った場合に読んでみてはいいのではないかと思いました。
 
インデックス投資は、まだまだ一般的ではないような気がしています。徐々に浸透はしているとは思いますが、まだまだ投資というと、金持ちや専門家、一部の個人投資家のモノという考え方が広く浸透している気がします。日本では、ネットを使って口座を開設して、毎月1000円からでもできる時代でもです。
 
ここからは、全く別の話になってしまいますが、インデックス投資は、もうちょっと広く浸透してもいいよなあ、なんて最近考えます。
草の根活動的に、ブログやwebで活発に情報がたくさん発信されていますが、やはり、池上さんみたいな方が出て来て、テレビなどで、最初は、広く宣伝活動があればいいのだろうか?なんて妄想したりしてみたのですが、テレビだと「投資は自己責任で・・・」という部分があるので、マスメディアで色々と紹介するには向かないのだろうとも思います。でも、生命保険だったり、消費者金融の宣伝はバンバンしているんですけどね・・・。
とはいえ、ネットの伝播力は、今後ますます強くなっていくと思いますので、これからは、もっと変わっていくのだとも思ってはいます。
 
話は、また本に戻りますが、今年読んだ投資関連の本の中では、初心者、これから投資を実践したいという人には、1番のおすすめといえそうです。新書でこの値段で、この充実した内容はなかなかないと思います。年末の休暇中に、アセットを見直す予定の私にとっても、参考にしたいところがたくさんありました。来年いくつかETFにリレーを考えているので、そういった点でも非常に勉強になります。