貯金はナンセンス

使う目的のない貯金はナンセンスであると思っています。お金は使うためにあるのだし、経済を考えると、お金を貯める事を考えるよりは、どう使うかという事の方が大事です。結局は社会で循環しないといけないものだと思います。
 
生活防衛資金(仕事や収入がなくなった場合の当面の生活費)、将来的に使う予定のお金(住宅購入資金、子供の学費など)以外については、基本的に貯金してもしょうがないと思います。
 
何にどう使うかは、各個人のお金のセンスにもよりますが、よくあるのは使っているのに満足感が得られない、いわゆる何に使っているか分からないけど、なくなっているという状態だと思います。人はどうやら理解や管理できることについては、安心しやすいようで、家計簿とかつけることで管理して家計の支出管理する人も多いようです。ちなみに我が家は家計簿ではなく、毎月封筒に使う分のお金を、食費、お小遣いなど分けて、その範囲でやりくりするようにしています。
 
物欲自体がどちらかというと薄い方ですが、お金の管理とかが面倒くさいので、どちらかというと私も気が付いたら何かしらで、お金がなくなっているタイプなので、封筒に収入があった日に仕分けしてしまう方法は、現時点では、効果が高いと思っています。上限を設定しておくというのは、大事だと思います。
 
それ以外のお金については、自分の人生の優先度とかに合わせて好きに使えばいいのだと思います。例えば、収入上げるための自己投資や、趣味など満足度が高くなる何か、に使えばいいのだと思います。
 
お金は、不思議なもので使えないとストレスがたまるし、なくてもストレスがたまるものです。あまり個人的には好きな指標じゃないですが、幸福度調査などでは、ある程度は、所得と相関関係があるようです。最低限の衣食住が揃ってないと、幸福感を感じれないのは分かりますが、最低限の所得があるのに感じれないのは、別な要因があるようにも感じます。
 
お金の量で幸福度は図れませんが、そもそももっと大事なのは使い方だと思います。後悔先に立たずであれば、何でもいいんですが。