シェア からビジネスを生みだす新戦略

シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

所有するために消費するよりも、今やシェア<共有>をして物を使うということの方が、所有よりも賢い事だ。そう考える人が増えてきていると思います。

物を買い所有する事が本質ではなく、物から体験できる経験が本質です。所有しないと経験できないと思われていたものが、シェアなどのレンタルサービスなどを利用すれば、安く手軽に使えるようになります。

交通網が発達している都市などに住んでいると、電車やバスでどこにでも移動することがしやすいので、自分で車を持つ必要性は薄いです。レンタカーの方が、用途によって色々な車種も選べるし、新型にも乗る事ができます。日本ではまだまだ企業がユーザに提供する形になっていますが、そのうち個人間同士のレンタルなども進んでいくかもしれません。

都内などでは、平日は車をまったく運転しない人などが多そうなので、平日に安くレンタルするなどの有効活用がされてもいいとおもいます。カーシェアリングなどはこれからますます発展しそうです。

家も広い家に住み、モノをたくさん置ける家が良かったような考え方から、何もなく片付いている家の方が生活しやすい時代になるかもしれません。
人をたくさん呼べるような家に住まなくても、オシャレなカフェのようなところで、後片付けなどを気にせずに人と会えばいいと思いますし、書斎や勉強部屋は、都内などでは、図書館、ちょっとしたコーヒーショップで代替することができます。
学生向けの賃貸住宅ですが、全室６畳程度のワンルームで、大きいキッチンと広いリビングが共用スペースにあるマンションなどはこれからの時代の理想形なのではないかと思います。

所有しているモノからその人を評価、見るという時代から、その人の所有している物ではなく、何に興味を持ち、どういう視点や考え方を持っているかで評価される時代に転換していくのかもしれません。