トヨタ式「改善」の進め方―最強の現場をつくり上げる!

トヨタ式「改善」の進め方―最強の現場をつくり上げる! (PHPビジネス新書)

トヨタ式「改善」の進め方―最強の現場をつくり上げる! (PHPビジネス新書)

作ることへのつきつめは、どこまで行ってもキリがなく、改善は
し続けるってことでしょうが、高品質・高付加価値・低価格の物がたくさん売れる
時代ならばいいんだろうけども。上質のものづくりはこれからも
日本人に合ってるだろうし、そうそうこういうやり方が消えるとも思わない。


ただ1消費者で見ると、コストパフォーマンス、求める品質とかのレベルで
いくと、車も家電も日本製じゃなくても全然いいかも。まあそういう意味では
国のブランドよりも、メーカーをちゃんと見るってことだからある意味いいのかも。


豊かな国だけで見ると、車にしろ、家電にしろ
買い替えの時とか、家電好きとかでもない限り積極的に購入をしないだろうし
発展途上国へは、安い手ごろな価格のモノってなると、グローバル市場で見て、
安い労働力を持ってる国には価格で勝てない。


モノづくりが優れていることで今の日本の豊かさを手に入れたのは分かるけど、
日本人の気質とか性格に拠るところはすごい大きい気がする。
細やかなサービスとか、その辺を生かしたこれからなのか。まったく別の
発想を持って色々やって行くのか、色々考えちゃうなあ最近。


WEBがらみで仕事をしてる方からすると、生産と消費をどっちもできる
って感覚がある。生産自体が安くどこでもできるのと消費も無尽蔵にネットだと
できてしまう。サービスの組み合わせとカスタマイズできる環境を考えられる
優秀な消費者としての視点がこれかの企業の経営者には求められるのかもしれないですね。