ダダ漏れ民主主義 メディア強者になる!
- 作者: 日垣隆
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/05/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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実態としては、人々の生活時間が小刻みになり、「メディア接触時間」が猛スピードでネットにシフトしていると言っていい。
仕事、趣味、生活のための情報接触時間という意味では、ここ数年というよりも、仕事を初めてからは、そもそもそのあたりの境を感じることもなく社会人として過ごして来ています。
ネットから仕事についての調べものをして、ネットを経由したシステム、最近はwebアプリですが、アウトプットを提出する。ネットを使って仕事を終わらせ、息抜きをネットのwebサービスを使ってする。そんな生活をずっとしている気がします。
家に帰ったら、最近は子供が小さいのでそこまでできないですが、テレビをつけて、ネットもやりつつ、本を読み、時にはDVDとかも並行しながらみたいな感じです。個人的にはテレビは録画して見た方が、早送りできるし、見たいとこだけピックアップしてチェックできるので。もちろんテレビがうるさければ消します。(最近は大体消してる時間が多いですが)
テレビに限ると正直、少し前よりも見ている時間が増えていると思います。ネット経由で面白い番組みたいな情報や口コミを見て見る機会が増えたからかもしれません。
年末の「M1グランプリ」とか、「とんねるずの細かすぎて伝わらない」とか、「すべらない話」は、最初は動画サイトなどで見てからテレビを見るようになりました。
正直テレビやら新聞がネットにおされて、衰退するうんぬんの話は、個人的にはどうでもいいと思っています。問題はもっとシンプルで、個人が知りたい情報をより便利に提供できるかだけだと思っています。
コンテンツの中身が大事だと思う人ももちろん多いと思いますが、コンテンツよりも、より多くの情報が欲しいと思っている人からしたら、映像よりもデジタルでテキストベースの方が圧倒的に有利だと思います。より早く、多くの情報をたくさん摂取したいという人からしたら、ネットを経由したWEBサービスよりも今のところ便利なものはないと思います。
とはいえ、そんなもの知らなくても全然生活には困らないし、一生使わないで終わる人達もいて、特に大差ない生活ができる気がしています。情報格差とかなんて実は、たいしたことないとも思います。一ついえそうなのは、過去の知見だけに依存するだけでなく、新しいことをやってみる、調べてみるということは大事だとは思います。