現実と理想のギャップ

最近会社で、学生向けの採用説明会を少しお手伝いさせてもらっています。それに伴い、担当メンバーと学生にいかに分かりやすく説明して、入ってからのギャップをできるだけ少なくするみたいな話をしていたんですが、妙にその入社後の現実とのギャップについて気になりました。
 
というのは、昨今はネットなどを使えばブログなどで、職業についての情報はそれこそたくさん溢れています。本などでもいいですが、実際やってみたら違っていたというのは、かなりの精度で、現在は、ギャップを縮めることができると思います。そこの情報収集ができて、きちんとその職業についてイメージが沸いて、今の自分とのギャップなりを埋めれるようならば、就職活動にも困らないのかもしれません。就職適正試験のような筆記試験でふるいをかけるような会社を受けにいき、とりあえず総合職(今どきそういう募集があるかは知らないですが)みたいなら話は別ですが、そうじゃない場合については、会社研究よりも業界でのその職種について、勉強することが効果的な気がします。
 
実際に入らないと分からないという意見もありますが、それはそれで、否定はしませんが、社会人になればよりシミュレーションすることはもっと必要になるので、就職活動も同じような経験を積める場だと思って行動した方が良さそうな気がします。とりあえず、ターゲットにした仕事について、本だったら大体10冊前後、もっと読めるなら30冊以上は行きたいところ。ネットで日々情報収集みたいな生活を3ヶ月ぐらい続ければ、面接でもネタに困らないような気がするけども。まああくまで、自分だったらどうする?と思っただけです。結局は、正解はなく、自分なりに戦略を立てるしかないのだとは思います。人間は知らないことなどについては、結構楽観的に考える方だと思います。情報をたくさん仕入れることで、理想をどんどん否定して、現実的な考え方になっていくと思います。
 
実際仕事をしてみてからの、ギャップについても、自分で解決できるような学習や知識を身につけておいた方が、環境に依存せずに、自分自身を助けてくれることは多々あると思います。勿論全てのことが、自分で解決できるなんてことはありませんが。人よりもちょっとでも、解決策を知っている方が、より社会での生存率が高くなりやすいとは言えそうです。