10年前の自分へアドバイスするとしたら

1週間以上前ですが、会社の内定者懇親会があったので、参加してきました。その時にふと思ったんですが、今の自分が、社会人1年目の頃の自分にアドバイスするとしたら?ということでいくつか、考えてみました。あくまで自分に言うとしたら、ということで、以下、思いついた順番です。
 
1.理想と現実のギャップを早く気がついて、軌道修正する
会社などに入る前までは、会社のいい部分しかみえません。仕事もそうです。どんなに華やかに見える仕事でも、楽しいこともあれば、つらいこともあります。頭で理解していても、実際会社で仕事をしだすと、ストレスに感じることが多いでしょうが、大抵の人はいいか、悪いかは別として慣れます。
 
私の例だと社員教育がもっとされるかと、甘く考えていたのですが、自分が入った中小零細企業などでは、新入社員に十分な教育を施すことは行われておりませんでした。結果それで、独学する習慣が身についたことは、今は良かったと思っています。


2.自分の能力、志向をじっくり突き詰め過ぎない
なかなか、客観的に分析して何が得意で、何が苦手か?というのは結構分からないものです。実は突き詰めても分からないし、何が好きでとか、興味を持つなんて実は、分からないことだらけな気がします。あまり深いことを考えずに、とりあえずやらしてもらえるなら、やってみるぐらいで丁度いいと思います。絶対にどうしても強烈にやりたいことがあると、余計にストレスを感じやすいと思います。
 
3.お金の勉強をする
会社で、仕事をするということは、今の日本では、お金をもらって働くということになると思います。ほとんどの組織・団体は営利目的で仕事をしているはずなので、お金がどういう風に社会で流れているのか、自分の仕事は、どのように給料という対価で支払われているのか、など仕事に関わる部分から、自分の給料の使い方、資産形成についての勉強を始めた方がいいと思います。自分は結構遅かったと思うので、社会人になって早々に勉強し始めてもいいと思います。コアスキルを身につけるための時間を犠牲にしない程度で。できれば、30歳までには、資産形成のペースを作れるような状態まで持っていければ理想。
 
4.会社や周りにあまり期待しない
とかく若い頃は、思うようになかなか経験が積めないと、組織や周りのせいにしてしまいがちです。会社のせいにしてしまうのは、酒の肴程度にして、地道に何かしら勉強するなどしておきましょう。いつそれが花開くかは分かりませんが、何もしないよりはマシです。できれば独学で何かのスキルや知識を、にわかレベルを超えるぐらいの何かを持っておくと、どこかで役立つことがあるかもしれません。
 
5.読書をする
できれば年間40冊以上、1週間に1冊。1日30分程度の読書をする。最近はネットなどでも情報収集、勉強はできると思いますが、本はまとまった知識をある程度、編集されたものとして吸収することができるので、まだまだ一番効率的に勉強できると思います。積極的に使いたい媒体です。ある分野で40冊程度の読書をすれば、それなりに基礎知識が身につくと思います。最低でも2年ぐらい継続してやっていると、だいぶ色々なところで変わってくることが感じれるような気がします。
 
6.適度な運動をする
運動をするということは、理屈ではよく説明できないのですが、運動をすると、なぜか体がスッキリして、体調もよく、仕事も効率的になったからというだけなんですが、体力もついて、結果疲れにくいので、仕事をこなす体力もついたのかもしれません。結局仕事は体力勝負という部分もあるのかもしれません。集中力の持続など、自分のようにある程度仕事もルーチン化されているのであれば、余計にそうなのかもしれません。運動して体調整えておくと、いい睡眠も取れるようになるので、さらにいいです。良い睡眠は、良い仕事につながりやすいと思います。
 
7.人生は投機・ギャンブルだと割り切る
仕事や人生に理想があるかもしれませんが、個人的にはだいぶ仕事や人生などは、ギャンブル的な要素が強いと思っています。人生が一番リスクの高いギャンブルだと考えると、楽しさを感じることができます。実際に何かの予想を立てて、リスクヘッジをして、目的のために一番効率的な方法を模索するというのは、ギャンブルの醍醐味だと思います。状況に合わせて、色々な事を考えながら、仕事したり、生きたりすることが自体がギャンブルっぽいなと、思ったりします。当たるか当たらないかは、誰にも予想できないってことで。
 
今になって、ああしておけば良かったとか、こうしておけば良かったなんてことは、いつも思います。まあ、当時の自分が言われても、説教ぐらいにしか思わないかもしれませんが。