震災から3ヶ月

昨日は6月11日で、ちょうど東日本大震災から3ヶ月が経ちました。福島県双葉町に住んでいた両親もようやく一時帰宅もでき、先日両親と地元の様子について話を聞きました。人が誰も住んでいないので、廃墟同然だったようですが・・・。

トヨタ社長「日本で物づくり、限界超えた」 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) トヨタ社長「日本で物づくり、限界超えた」 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

震災で色々な日本の政治や経済で抱えている問題が話題から吹き飛んだ感じになっているようにみえます。しかし、実際に対応しなければいけないことは、震災前と震災後で違いがあるようには思えません。復興支援対策は勿論急務でしょうが、政争の具になっているようにしか見えません。
誰がトップになっても、日本が政治や経済に対策しなければいけない事は、分かりきってはいるけど、色々複雑な利権やしがらみが絡みあって身動きがとれなくなっている状態に見えます。

日本をこれまで支えてきた、大手企業の動きが日本経済に大きな影響を与えることは否定しませんが、過去の利権と訣別できるような層をたくさん作らなければ、この閉塞感に溢れた日本は脱出することができないのではないかと思います。
新しいビジネスで起業し成功を収めるようなニューリッチ層などは、過去からの利権やしがらみがないのでいいと思っています。たくさんそういう人が出てくる仕組みを作ることは案外簡単だと思うんですが、、日本でも時折そういうニューリッチ層が出てきては、市場が賑わうことがありますが、国家権力や日本のマスコミに潰されることが多いようです。

しかし、日本は成長を止める、諦める。必死に現状維持か、緩やかに停滞する道でいいのであれば、別に今のままでもいいじゃんとも思ったりもします。実際に世界中で仕事ができるような人間でもないので、日本で仕事がなくなったら、何もできないですし、必死にアルバイトでも何でもやって生き抜くことしかできないんですけどね。生きるってホント大変。