投資の大原則

投資の大原則

投資の大原則

個人でサラリーなどで得た収入から、毎月低コストのインデックスファンドなどを積み立てて、定額を積み立てていくやり方を実践していると、いわゆるインデックスファンドやETFなどを買い付けるやり方を紹介している本については、数冊読めば、後はそれ以上読んでもしょうがないと思います。大体似たようなものが多いので、本書はできれば投資をこれから始めるという人が読んだ方がいいのではないかと思います。

本書では、以下の投資方法について説明しています。

1、若いうちから貯蓄を初めて、定期的に続けること。
2、会社の福利厚生制度や国の退職に向けての制度を活用すること。あなたの蓄えを増やす助けななり、税制上の優遇措置もある。
3、市場全体に投資するコストの低いインデックスファンドを資産タイプごとに選ぶことで分散を図る。
4、あなたにふさわしい資産配分を維持するために年一回見直す。
5、自分の決めた投資方法を守り、市場の値上がりや値下がりは気にかけない。
一喜一憂して売ったり買ったりすると経費もかかり、投資は失敗するだけだ。長期投資を心がけよう。

この投資法については、異論はなく、むしろ大賛成なぐらいです。見てみると、とても簡単だと思うかもしれませんが、これが意外にやりだすと分からないことがでてくるのが投資なのかもしれません。今の日本では、ネットや本などを読めば、誰でも千円から投資を始めることができます。その中でどの金融商品を選択するかを見極めるのはそれなりの教育と時間が必要です。
本書などでも資産の大半をインデックスファンドやETFなどで毎月積み立てることを勧めていますが、日本でもネット証券などで手軽に投資信託などを購入することはできますが、実際に購入するとなると数多のファンドが溢れています。こう複雑で難しく見えると、専門家に頼りたくなるかもしれません。
専門家や詳しい人の意見を聞きながら、言われた通りに買うというのも、相性などが合えばいいのだと思いますが、損をした場合などに、誰かのせいにしてしまいがちです。投資は大人のゲームみたいな部分もあるので、成功しても失敗しても、気にしない程度にやるのが、片手間にやるのに丁度いいと思っています。そのためにも、自己責任で自分がリスクも理解しているものをやることがベストだと思います。