株とギャンブルはどう違うのか―資産価値の経済学

株とギャンブルはどう違うのか―資産価値の経済学 (ちくま新書)

株とギャンブルはどう違うのか―資産価値の経済学 (ちくま新書)

株式投資は果たして危険なのでしょうか?そもそもギャンブルだろうが、投資だろうが、仕組み・ルールをどれだけ理解しているかで、勝率も上がるし、負けなくなるのだと思います。相手がいると知力合戦のような対戦ゲームのようなものになるかと思います。株については、相手は誰になるのでしょうか?市場ということになるのでしょうか。仮に市場が相手というか対象だとすると、経済の原理原則、株の仕組み、政治や法制度の仕組みをより知っている方が、有利なゲームだとは思います。もちろんそれが全てではないでしょうが。
 
私は、すでに、勝つための投資ということは諦めているので、負けない投資・資産運用を目指しています。できるだけ手数料をおさえた分散投資を行い、自動化し感情が入らない状態にできるだけしています。それでもいくらか余る部分については、ギャンブルとして株式投資も楽しんでいいかなと思っています。
 
実は、何でもそうかもしれませんが、これが絶対ということは、何事も存在しないように思います。株もこの理論で買えば勝てるということはないと思います。もちろん人類が長年培った比較的効率がいい考え方、合理的な英知などは勿論ありますが、完璧なものってそれほど多くはないと思います。
 
学ぶということの本質は、学んだことすら意味がないことに気がつくためにするもので、同じ轍を踏まないためのものだということです。過去の成功体験は実は、もうすでに意味がないことも多いです。もっと、自分の軸、考え方を身に付けて行きたいと思います。そのためには、インプットは限りなくしていきたいところです。