だまされないための年金・医療・介護入門―社会保障改革の正しい見方

日本の年金やら医療関係やらの制度は正直難しいし、何でこんなに複雑なのか
専門家というと、厚生労働省の人たちとかあちらの世界の人だけの世界になって
しまう。そもそも教育をしていない国が悪いのか、だまされる国民がアホなのか
は分からないけども、少なくともこういう入門本を読む事ができて良かったと
思う。


年金っていつも会社勤めしてれば、給与天引きで給与から自動で引かれてる
だから、厚生労働省が扱ってるのってそもそも違和感を感覚的に感じるし、
厚生労働省はそもそも必要なのか。。
年金とか保険って税金みたいなもんなんだから、税務署、財務省が扱えばいいじゃない。
昔手続きで、社会保険庁行って、区役所行ってってことさせられる
のはだいぶ面倒だったよ。。


すでに2017年までは毎年国民年金と厚生年金の額が上がっていくのは
決まってる。


まあでもお国も暗黙の了解で、なるべく現役で元気に病気せずに働いて、
年金とか生活保護を全部あてにしないで頑張ってください。って言われてると思えば
なんてことはない気もしてくるけど、実際そういうこと言う訳にも行かないしな。
最低給付金が生活保護よりも低いのは皆嫌だろうな。。。


日本は今は長寿大国だけど、これから実際どうなるだろ。ガン患者や生活習慣病とか
で医療が発達してるから延命できる数は多そうだけど、健康寿命は少なくなってたり
しないのかな。その辺も興味があるところ。元気なお年寄りがいるなんてのは
幻想になるかもしれないけど、若いうちから意識して運動続けてる高齢者も多そうだから
差はありそうだけど。今の自分たちの世代R30前後は50歳になったときには3人に1人は
独身で、結婚してても半分は離婚してるって何かの調べでみたけど、孤独死とか
っていうのが増えるらしいけど、うちらの世代は携帯やらネットやらで、誰かしらと
繋がってたりしそうだから、孤独な人たちはその辺のコミュニティ作ってうまくやって
る未来もあるんじゃないかと思ったりもするけど。逆に結婚してて子供もいてって
のでも、子供が独立して、夫婦のどっちかが死んで家族にしかコミュニティ持ってないって
人の方が寂しくなる可能性もありそうだし。どっちがいいかなんて分からないな。。ほんと。


それにしてもこういう今の制度をチェックする目をそれなりに養ったところで、
どこで発揮するかって言ったら、今のとこ選挙で投票するとかないんだろうけど。。。