恋人見つけるよりも、友達見つける方が本当は難しいんでない?

対岸の彼女 (文春文庫)

対岸の彼女 (文春文庫)

友達とはなんぞや?30代入って、男女とも結婚したり、仕事で忙しかったり、学生時代のような友達を作ることがどれくらい難しいか? 特に学生時代の友達というのは、ある特殊な偶然によって同じ学校や、クラス、部活みたいなものがたまたま一緒になって同質な時間を過ごしたという同体験によって、生まれるかなり特殊な人のことを友達と呼んでいるのではないかと思います。

たまたまが色々重なって友達になるので、物語で出てくるような仮想友人であるママ友とかは、多様化した現代では、なかなか分かり合えないとかいう感じでした。 生き方の多様化によって、わかりあえない人が増えてくるのは、今後もっと増えるだろうし、わかりあえる人の探し方が変わっていけばいいんだよななんて考えました。

通信手段や、技術が変わっても人間本来の脳というか、寂しいとか分かり合えないみたいな感情ってあまり変わらないのよね、きっと。