社畜になって学んだ20を読んで

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面白い、だいたい合っていると思います(笑)。自分が思うこと書いてみました。

1)2年間働けば何かしら身に付く

支持します。

2)残業するのは効率が悪い証拠

残業しないからといって、仕事を振っても、残業しない人はしない。それだけ仕事が効率的で、早い。無理・無駄の判断が早いんでしょうね。

3)ただし効率が良くても残業することになる

永遠のテーマ

4)お金と時間は両立しない

はい、その通りだと思います。

5)社畜になることは楽をすること

社畜になるというのは楽なことだと思う。
線路の上を走っている限り、何も考える必要がない。
意思を捨てれば良い。それだけで楽な人生が待ってる。

意思を意識的に捨てているフリをすることが、社畜としては楽だし、やりたいことがない自分にとっては、自動でやるべきことが出てくるからこれほど楽な事はない。自分で考えるって大変。
しかし、ある日意思が出てきてある程度周りをコントロールできると、社畜を偽って、自由になる方法もたくさんあると思う。

6)学生とは比較にならないほどの責任感が身に付く

学生時代に、リーダー的な事をしたことがない人でも、仕事によっては任される事ができる。思うに、知識と経験があればちょっとした管理系の仕事は任されるからだ。特に新人教育とかね。学生時代にリーダーになれるのは、圧倒的に勉強できるか、スポーツできる、明るいとかそういうタイプでほとんど持って生まれたもので、友達になりたいかだけであるが、社会人では、友達がいないタイプでも、性格が悪くてもリーダーになれるチャンスはたくさんある。
※会社で2,3年ぐらいの若手に新人教育させるのは、リーダー資質があるか、暗にジャッジしている。業務外の面倒な事もしてくれるか?とかね、なので気をつけてください。しかし、そこの面倒な事を引き受けるクラスタでしか生きれない人もいるんで、そこの見極め次第です。

7)飲み会が楽しいものとは限らない

忘年会や送別会の幹事だといろいろ気を使うのである。
めんどくさいルールはあるし、話の合わない人とも話さなきゃいけない。
ただ、うちの会社は、上司が払ってくれるのでタダ飯は食えた。
それを差し引いても、決してすべての飲み会が楽しいわけではない。

こういう飲み会は面倒だが、最近同僚以上に気が合うというか、ネタとして盛り上がれる話ができるのは、仕事関係じゃないかと思う。社畜の宿命。が、愚痴は好きじゃない、疲れるから。

8)金曜日は希望に満ちている

仕事以外で楽しみがない人にとっては、土日が自分の仕事とか勉強に費やせる時間なので、それが楽しみ。家族がいたりして過ごすことが苦痛な人にとっては、憂鬱になる。

9)歯向かう相手は慎重に選ぶ

歯向かう相手も選べば、「俺は意見できるんだぜ」風を演出することは可能。しかし、会社に入りたての若手とかに何となくの畏怖としては使えるが、ベテランはコンテンツとしてしか見ない。日本人で出来る人の多くは、淡々と粛々と自分の仕事をこなし、アピールもそれほどしないけど尊敬されている人たちだ。異性にもその方がもてる。

10)会社に使われるのではなく、会社を使う

聞こえはいいけど、言うは易く行うは難しです。色々な人に話を聞いて自分で見定める方がいい。

11)デキる人ほど辞めていく

デキる人は、続けること、辞めるタイミングを分かっている。戦略として続けること、辞めることがはっきりしている。見習いたいけど、案外高度である。
あと、辞めて欲しいできない人ほどよく残るって、以前アウトプレースメントする人から聞いたことがあります。納得しました。

12)ただし辞めた人がデキるとは限らない

転職はできるのであれば、した方がいい。自分がいる環境の良し悪しは中にいると、気がつかない。だって社畜だもの。

13)資格なんて役に立たない

持たないとできない仕事以外はたしかにそうかも…

14)社畜には仕事を選ぶ権利がない

選ぶ権利がある人もいるけど、選ぶ時は慎重に、選ぶ権利があるということは選ぶ権利がない人もいる。その選ぶ権利がない人達とも一緒に社畜として働かないといけないので、その時に遺恨が残らないようにしたい。
誰もやりたがらない、避けている仕事を積極的に選ぶ事がストレスじゃない人が最強。誰もやらない仕事をすると、責任と忙しさと放置プレーかもしれないが、その反面、誰も言う人いないし、成功しても失敗しても、そもそも成功の定義を後で書き換えても誰も気がつかない。注意するべきは、誰にも気がつかれないという承認欲求を大事にしている人にとっては、辛いことになることだ。

15)ランチは自分の想いを伝えるチャンス

僕は、お昼は弁当が多いし、想いはテキストで貰えると見返せるからいいなあなんて思うけど、想いがあるって素敵です。

16)自分だけ特別扱いされることはない

人間って、自然にえこひいきしちゃうよね。だからすでに特別扱いされている人はいるし、されない人もいる。世の中そんなもん。自分だって自然に誰かをひいき目に見ちゃっているし、そういう意識がなくても周りはそう見ていたりする。

17)親の喜ぶ顔が見れる

そうかも…

18)中途採用の人は出世できないけど能力が高い

能力の定義は、組織によってマチマチだ。比較優位のような物があるんで、ある組織で使えた人が別の組織で使えるかは、別だし。スター選手も環境が変われば、普通の人だったりする。能力があるとか言われて、浮かれてると、その組織でしか通用しないスキルになっている可能性は高い。自信過剰と井の中の蛙にならないように注意したい。

19)社畜は格好の搾取対象

源泉徴収という制度がある限り、搾取は避けられない。
年金未納が増えたからって、未納者の保険料増額は非現実的。
なら、確実に納めてくれる社畜の保険料を増額すれば良い。
世の中にたくさんある所得に関する税制もすべてそう。

毎年、保険料が増額されている。2004年10月から毎年0.354%ずつ、2017年度には年収の18.30%(労使折半)まで引き上げられることが決まっている。まさに働き損、無理して働いて心が折れるぐらいなら、そこそこの働き方をもっと社会として推奨した方がいい。

20)社畜になることは不安定な道を選ぶこと

会社がなくなったら、どうするの?
社畜生活ほどリスキーなものはない。
自分の腕一本で食えるようになるのが安定というもの。

本当にそう思う。会社なくなる事をこれっぽっちも意識しない人がいると、なぜか悲しくなる。

とりあえず、社畜のプロとかなれないかな。