じゃあ、うちの子どももデジタルネイティブか・・

 職場で、「デジタルネイティブ」って言葉が出てて、ちょっと気になりました。これからの子どもたちは、ネットとどう付き合うんだろう。

デジタルネイティブが世界を変える

デジタルネイティブが世界を変える

 例えば、うちの子は2009年生まれですが、すでにテレビで、「お母さんといっしょ」みたがるよりも、Youtubeで見たがります。きっかけは、試しに見せてあげたらぐずってるのがおさまったからなんですが。。。
 Youtubeだったら、いつでも見れるというのを、2歳目前にして気が付いてるというわけですね。しかも何回でも見れるから制限つけないと、ずっと見続けようとします。まあ産まれた時からそういう環境だったら、当たり前に思うのかもしれない。夫婦で、パソコンに向かってるのを見ているわけですから。ネットとの付き合い方、使い方とか自分の考えは子どもに教えてあげようと思ってます。


 自分から、学校の勉強は早々に教えることがなくなりそうだけど、お金、食生活、ITについては、教えたいなあ。まあ、親から教わったことなんてのは、忘れてしまうのがオチかもしれませんが。
 なかった世代が、新しいサービス、道具が出てくると、それ自体に価値を感じますが、すでに存在してインフラのようにそれを使っている世代からは、また違う発想がでてくるのでしょう。子ども世代は、自分たちが考えている以上の使い方をするだろうし、実際そうなりつつあるのだと思います。
 かつては、企業などでしか使うことができなかった高価なツールが、今では個人の方が自由にアプリケーションを組み合わせて、使っているPCなんかも仕事で使っているものよりも、快適で便利なものが持てる時代です。規制の多い会社ではなくて、個人で何かをする人が、今後ますます増えるんじゃないかと思います。


 使う側の娯楽になってきたネットの世界。今までは使うまでに、コストが掛かっていたものが、手軽に安く、一般化すると誰でも使えるようになります。思っていることを、広く伝えたい。昔は時間と、労力がものすごく掛かったのに、今は、ネットで発信してしまえば、見られる数は少ないかもしれませんが、情報を発信するという目標はすぐに達成できます。その分晒される危険ということにもなるんでしょうが。
 ネットで読んで、書いてが当たり前の時代になる世代は、「読み、書き」という行為がもっと大事になるだろうし。自分のアイデンティティをかつては、学校だったり、自分が所属しているコミュニティなりで形成してきました。しかし、どうしてもその範囲で溢れる人達がいる。ネットでは、同じようなクラスタにいる人達と世代や場所を超えて、コミュニケーションができる。勿論リアルだろうが、ネットだろうが、渋い人間関係の世界はあるだろうけども。。。ファーストコンタクトの障壁はだいぶ低いと思います。
 
 物心がついた頃から、色々な世代を超えてコミュニケーションできる術を知っている若い世代から、どんな発想が産まれるんでしょうか。子どもの成長を見ながら、ちょっと妄想にふけりました。