日本サッカー代表監督の解任劇について想像してみた

ハリル解任劇の件、興味があり色々調べて勝手な妄想含めて以下の様に想像してみた。ネタですからね。

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建前としては、選手と監督の不仲、コミュニケーションが全く取れてないこと、戦術選手起用も不可解などを理由にしていましたが、本音は、日本サッカーというか世界のサッカーの戦い方が、前回2014年大会から上位クラスのチームはものすごい進化を遂げている。旧来以前の戦術、監督が試合中に臨機応変に対応していくというスタイルが既に古くなってきていて、世界の強いところは、監督が戦術を考えるということはなく、監督とは別で、戦術チームを組んで、試合中にビックデータを解析・AIを利用するデータアナリストが試合中に監督・コーチへタブレットを使ってデータを送り、そのデータを見て自分なりの戦術と組み合わせて、判断するというのが、上位チームでは当たり前になっているようだ。そしてこの戦い方をできる監督というのはまだ世界でも10人いるかいないかという状態で、今さらこの仕組みをいれるにしても、ものすごいお金がかかることもあり、容易に導入することは難しい。ハリルさんも2014年時点では、秘策を持って戦える監督で戦えたかもしれないが、2018年には厳しいという判断もあったのだろう。一部の日本のヨーロッパリーグで戦っている選手たちは、そういう戦い方を知っていて、監督よりも戦術面で勝る選手たちという関係になってしまった。おそらく一部のヨーロッパリーグで戦っている選手が招集されないのも、その辺での衝突があったためと想像できる。

なので、監督をどういじっても、今回いい成績(ベスト8以上とか)残すのはいづれにしろ奇跡が起きない限りどうしようもないのであれば、スポンサー、サポーター、関係者が最低な選択肢の中から一番最適な回答を選ぶしかないということになると選ばれた選択肢は、負けてもいいから、一番みんなが見たい選手を選ぶということになるのではないかと考えると、ハリルは、秘策もある訳でもない(そもそも秘策自体が、いまの戦術サッカーでは通用しづらい時代になっている)ので、最低でも3試合するんだから、みんなが見たい選手を選んで、納得する負けをしてくれればいいという最低ラインを改めて引き直したところでのギリギリの選択だったんではないかと想像してみた。

ちなみに、今回選ばれた西野さんは、技術委員長を努めていたのだが、技術委員長は代表監督を選ぶ権限を持っているが、2年前に就任していて、ハリルを選んだのは前任の霜田さんだ。おそらくは内部昇格という意味ではコーチの手倉森さんに最初は打診していたのかもしれないのですが、彼が断ったという見方が濃厚だ。サッカー協会としては、現場から離れて数年経ってしまっている西野さんを、仕方なく選んだのだろう。西野さんは貧乏くじを引かされた感は否めないが、協会での立場的に断りづらかったのではないだろうか。