SQLアンチパターン〜開発者を待ち受ける25の落とし穴に落ちたくない
しかしそれにしても、今年の花粉はすごい…
久々に技術本で読みこみたい本に出会った気がするのと、「転ばぬ先の杖」を知り、リレーショナルデータベースの真価を学ぶために本書を購入した。
それがこのSQLアンチパターンだ。
- 作者: Bill Karwin,和田卓人(監訳),和田省二(監訳),児島修
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2013/01/26
- メディア: 大型本
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本書はDB設計やSQL記述の際に避けるべき事柄を1章で1つ、25個紹介する書籍です。リレーショナルデータベースを中心に据えたシステム開発には、様々な場面で陥りやすい失敗(アンチパターン)があります。本書はデータベース論理設計、データベース物理設計、クエリの記述、アプリケーション開発という4つのカテゴリに分け、それぞれの分野におけるアンチパターンを紹介し、失敗を避けるためのより良い方法を紹介します。複数の値を持つ属性や再帰的なツリー構造の格納から、小数値の丸めやNULLの扱いに起因する問題、全文検索やSQLインジェクション、MVCアーキテクチャなど、実践的かつ幅広いトピックを網羅します。日本語版では、MySQLのエキスパートとして著名な奥野幹也氏によるアンチパターンを収録。データベースに関わるすべてのエンジニア必携の一冊です。
ソフトウェア開発者にとって、最高の教師は、自らが発生させてしまったエラーに対する、終わりの見えない修正作業なのだ。経験を積んだ他者からの「べからず集」を学び、適切な回避策を日々の開発に活かす習慣を身に付けておくためには読んでおきたい。
にしても、今年の花粉はひどい。ホントヒドイ。