生活で使う物は、所有からレンタルへ移行しよう

昨年末の大掃除していて、物が何もないと生活することは困難だが、ある程度の量以上になるとストレスになるし、物を所有することで満足するという時代は終わりつつある。何でも、所有しているものは、所有からレンタルへできないか?を考えるようしている。

田舎で子供の頃生活していた1990年代前半までは、車も家も様々なモノが家にないと不便でしょうがなかった。セブンイレブンが街に出来た時に、人が殺到したのを思い出す。

最低限のモノの定義は、文化や価値観、もちろん生きている時代によって違うが、日本では、東京などの都市に住めば、車などもレンタルで充分だし、都内であれば、賃貸も持家と同じレベルのものもたくさんある。人を家に招きたいと思う人もいるだろうが、最近では、レンタルスペースもあるし、都会では、カフェなどでお洒落で、綺麗な場所で会えば、家で会うよりも、気を使わずに会えるし、コストも所有しているよりは断然安い。

また、人口が集積している都市は効率も良く、歩いて行ける距離にスーパーなどの生活必需品が購入できるので便利だ。東京は、図書館の充実ぶりがまたすごい。さすがに最新刊本については、すぐに手元にというのは難しいが、たいていの本は借りることができる。取り寄せ、予約もできるので、最寄りの図書館に取りに行くだけだ。

本は、以前私にとっては、まとまった情報を効率的に取得するには、1冊を読む時間から得られる情報量などを考えるとまだまだ有益だと思う。もちろん紙の媒体は減り、代わりに電子書籍に取って代わることは避けられないだろう。

もっと考えると、都市に人口が集まる時代では、効率的な集合住宅に住み、様々なものをシェアして生活した方が生活コストも下がるし、年々の国の生活保障費が上がることが問題になっているので、生活保護受給者たちには、こうした集合型の住宅に住んでもらい、雇用も提供するという形の国のサービスもあって良いかとも思う。実際行うとなると色々な問題があるのは必須だが…

断捨離と言われるようにように、何となく考えて(自分で考えないで)購入した物に支配される生き方から、自分で考えて選択したモノだけに囲まれて、無駄が少なく、気持ちのいい生活を送れるようにしたい。