「泥のように働け」は間違っている

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

「泥のように働け」と言われてそんな事は信用できないし、信頼できる相談相手が周りにいない人は、疲弊してしまう前に本書を読むことをおすすめしたい。

仕事などでアウトプットのイメージが分からないまま、とりあえず必要そうな情報をたくさん集めるが、そこから何をしていいのか分からないし、出来上がったものも本質と違うものが出来上がる。いくら労働時間をかけても進まない。つまり、終わらない仕事の出来上がりだ。こんな経験をしている人は多いのではないか。時間だけかかっているが、生産性・アウトプットが全然でていない。

「悩む」だけでは、答えが出ないまま時間だけが過ぎていく。この状態でダラダラと仕事をしている状態であるのに、「昨日徹夜した」などと自慢気に言われるのであれば、生産性が低いことを自慢されている思わざるをえない。

仕事などでやらないといけないことはたくさんあるが、本当に今やるべきことを「考える」人は少ない。
「本当に今それに答えを出さなくてはならないのか」「本当にそこから答えを出すべきなのか」と立ち返って考える。これで、あとあと「あれは無理してやる必要がなかった」と後悔するようなムダな作業を減らすことができる。<参考>
問題の本質に取り組み結果を出すための5つのポイント　〜本『イシューからはじめよ』 - ライフハックブログKo's Style