30代からはじめる投資信託選びでいちばん知りたいこと

30代からはじめる投資信託選びでいちばん知りたいこと

30代からはじめる投資信託選びでいちばん知りたいこと

今日本では、20代〜30代の現役世代が将来割を食うと言われています。それはバブル崩壊後の低成長時代であるということと、少子高齢化から将来の年金制度への不安などから将来的に、現在の引退世代と同じような生活が送れないのではないかというのが強いと思います。加えて、大増税時代を目前に控えているし、収入は増えない、税金は上がるで、全く将来の「お金」に関する状況は暗いと言わざるを得ません。

本書は資産形成において、投資信託を選択する際の選択方法についてていねいに解説しています。投信をはじめたいけど、どれを選んでいいか分からないという人は読んでみるといいかと思います。

タイトルでもあるように30代からはじめると、若いうちから資産形成を意識した方がいい理由というのは、色々とあるかと思いますが、一番の理由は、長期的視点でじっくり資産形成ができるということにあると思います。長期でコツコツと積立てを銀行などの定期預金だけではなく、ある程度の複利効果を期待できるものに、バランスよく分散して投資しておく効果は、より若い世代の方が有利です。

それにしても、相変わらず分配型の投資信託が人気があるというのは、投資する世代のメインは、やはり50代以上とかなのか。若い世代の資産運用のお金はどこに向いているのだろうかと思います。