起業のファイナンス

起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと

起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと

日本ではベンチャー企業が育ちにくい、少ないと言われています。規制が強いとか、起業する若者が少ないからなどの意見があるかと思いますが、イメージが沸かないというのもあると思います。ビジネスを自分でするとどうなるのか具体的なイメージが沸かないと思うなら、本書を読んでみることをオススメします。
本書は、起業のノウハウ、アイディアなどのビジネスモデルなどのコア部分について書かれているわけではなく、ベンチャー企業の財務(ファイナンス)について書かれています。

ビジネスをこれから始める人のファイナンスの、最低限の常識として、ベンチャー企業などに勤めている会社員であれば、勤めている会社が大丈夫かどうかを見極めるために読んでもいいかと思います。

一番大切なことは、ファイナンスではないと思いますが、うまく機能させるためには必要不可欠なものです。日本は死に体なゾンビ企業には、資金が注入されますが、それ以外にも、ベンチャー企業を活性化させるようにすれば、それ以外の企業も活性化し、経済全体が元気になることができると思います。
資金量の問題ではなく、萎縮させないような施策、大企業有利な施策になっていないかというチェックを行うだけだとは思いますが。

成功の法則は分からないですが、チャレンジする企業が増えれば、それだけ成功するところがいくつか出てくるだけで、社会は全然変わってくるものだと思います。