震災から10日あまり

東日本大震災地震から10日あまりが経ちました。まだ余震などが多く、落ち着かない毎日で、いつも揺れているような気分です。今回は今までの震災と違い、私の生まれ故郷が、福島県浪江町で、両親は、双葉町に住んでいたことと、原発の事故も重なり、皆身内は、関東の方に避難してきています。勿論地元の友人なども皆方々に、避難している状態です。
私も今回は、3/11は、東京で働いている時に地震が起き、文京区の本郷から杉並区の荻窪まで歩いて帰ってきました。夕方17時半から出発して、家に着いた時は、21時になっていました。家の被害は、皿が何枚か割れ、タンスが倒れていましたが、妻と子供は怪我もなく無事でした。
自宅に帰ると、今回の震災は尋常じゃない事に気がつきました。テレビやネットから情報収集し始めると同時に、幸いにも親、兄弟の居所については、1両日中には、何とか安否確認ができました。*1
地震発生から、家族や友人の安否が確認できた後に、少し冷静になり、これから日本はどうなっていくんだろうか?と考えていましたが、地震、津波だけでも打撃が大きいのに、今回深刻なのは、原発事故による電力不足からの計画停電、節電による営業時間の短縮などによる経済活動の停滞だと思います。今後復興に向けて、立て直して行く時に、首都圏の経済活動が電力不足と自粛モードによる停滞が続くようだと、先行きが非常に暗い気がします。
自分もなるべく通常の生活に戻りたいところですが、今回は、身内が避難したりしているので、身内の援助でお金をそれなりに使ってしまったので、しばらくは、節約モードで生活することになりそうです。
被災地、原発などそれぞれの場所で、命懸けで努力をしている人達の活躍を祈るとともに、何もできない自分のようなものは、普段どおりの生活をして、いつも通りの経済活動をすればいいと思っています。ピンチはチャンスという言葉もあるんで、むしろ、大きく飛躍するために、何かを仕込める時期と割り切ってさえいます。*2

*1:それにしても、地震などが発生した時に、全く携帯電話が繋がらなくなるというのは、正月などでも同じような状況なので、どうにかならないものかといつも思います。国が持っている震災対策用の情報網とかあるのかどうかは知りませんが、そういうものよりもGoogleなどの方がどれほど役に立っているか。今回情報があることがどれほど大事だったか?と考えると今後今回の震災前後は、ターニングポイントになるのではないかと思います。

*2:今回の原発事故に関連する放射能などの情報の伝え方には、疑問を感じますが、それに煽られる人が多いのが悪いのかもしれませんが