夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術

夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術

夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術

  • 作者: 花輪陽子
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2010/06/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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身の丈生活をしながら、いかに豊かに楽しく生きるか。まさに年収300万円時代を日本も迎えたなどと言われ、平均年収が下がっている時代において、どうお金を管理していくかは、学校でも教えてくれないし、身近に教えてくれる人がいないと中々分からないことが多いことだと思います。
何となく無駄使いしている気はしないけど、なぜかお金が残らないから、どうにかしたい。理由は収入が低いせいじゃないか?と漠然と考えているだけなのであれば、本書を読んでみてはどうでしょうか。
 
お金の勉強を真剣にするには、若い頃に立ち直れる程度にお金について失敗するというのが、いいと思っています。身にしみて分かるし、自分で勉強する気になるのではないでしょうか。本書の中で筆者も失業、借金などを経験して、お金に関する本を読んで勉強したそうです。私も程度の違いはあれ、似たような経験があるので、非常に共感できました。
 
我が家の場合も、簡単ですがある程度のルールを持ってお金の管理をしています。毎月の収入から、投資用、貯蓄用、生活用とそれぞれ分けて管理し、生活用については、そのお金で毎月生活するようにしています。以下は、我が家で実践しているルールです。

  • ローンで買い物するようなモノは買わない。ローンは基本組まない。
  • 欲しい物は、欲しいと思ってから3ヶ月以上経っても欲しかったら買う。
  • 年に1回、夫婦で物欲リストを作り、欲しいものを棚卸しする。
  • 保険、金融商品については、夫婦で納得してから購入・加入する。
  • 年払いの支払いが安くなるものについては、金額が小額でも年払いする。
  • 外食費などは、コストパフォーマンスを考えて、高いところにたまに行くようにする。
  • ボーナスは、変動リスクがあるので、使わないで貯蓄か投資にほぼ回す。
  • 細かい家計簿はつけないかわりに、使用用途ごとに袋分けして、毎月その金額を守る。

かつて、若い頃、数十万円のローンを組んで、支払い総額を計算したときに、非常に損をした思いがあり、それ以来ちょっとずつお金の事を勉強するようになりました。色々な本を読んだりしながらですが、その後、本に書いてあることを見よう見真似で試行錯誤しながら、現在は、以前よりもお金を使わない生活ができるようになったと思います。自分には、お金をたくさん使う趣味がないというのもあるのですが、それでも以前よりも意識的にお金を使っていると思います。お金の使い方に厳しくなり、お金についての知識、考え方が変わってくると、仕事やビジネス、経済動向、投資についてもいい方向に働くのではないかと思います。
 
それにしても、まずは、同程度の年収の人と結婚できるかってとこからスタートなのかもしれませんが。