「東北地方太平洋沖地震」での津波、原発事故

今は東京に住んでいますが、今回は自分の故郷が、福島県浪江町というところで、今回の震災で、津波、地震、そして原子力発電所の事故がありました。
大地震があった場合、原発がああなってしまうことは、地元住民はある程度意識はしているとは思いますが、実際になるとやはり筆舌を絶する状況です。まるで映画を見ているようで、今だに、友人、知人、親戚、親、、全員が避難しているということが、想像できません。
今回は、おそらく地震や津波の想定を遥かに超えるモノが来てしまったと思われるので、誰が悪いなどとも個人的には、思わないです。まさか起きないだろう、ということが起きてしまっている状態なのだと思います。正直専門家でもないので、分からないですが、現地で対応している作業員、専門家の方々を信じるしかないと思っています。
 
地元の友人、知人、親戚は、原発関連で働いている人が多いです。原発は地元に関連会社、下請け会社などを含めれば多大なお金を落としています。
地域の人間の多くは大半は、原発で働いているし、原発関連の人が街の飲食店などにもお金を落とす事で、成り立っていたような街だと思います。
街に人が住める状態になったとしても、原子力発電所くらいのビジネスが成り立つ様なモノがなければ、かつての様な街に戻るのは難しい気がしています。
原発が生まれた頃から、当たり前の存在として思っていたし、100%はないですが、まず安全だと思っていました。当たり前と思っていたものが無くなる、そういう事が起こりうるし、100%の事ってない事に改めて気づかされました。