徹底抗戦
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/03/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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検察がらみのこの手の事件は、高杉良の不撓不屈、リクルート事件の江副さんの話で読んだりしていて、正直遠い世界の話だと、昔は思っていました。ライブドア事件についても、当時から吊るし上げに食らったんだなあ、などと思っていましたし、マスコミの報道もすごいなあなどと思って見ていました。さすがに最近は、マスメディアの情報を鵜呑みにする人達も減っているのかなとか思いますが、まだまだテレビ、新聞の影響力は大きいのでしょう。勿論全てを疑うというものでもないですし。
しかし、さすがに、どこも横並びで同じような報道をされると気持ち悪いなあとも思います。
社会の自然発生的な自浄作用によるものであればいいですが、明らかに、一部の人達の好き、嫌い、今までと違うものを排除しようみたいなノリで、ある意味情報操作などを行っているとしたら、とんでもないですね。そういった情報に何も抵抗なく受け入れる人達にも責任はあるのかもしれません。
現在は、ネットなどで個人の意見・主張を言える時代です。共感してくれる人が少数でもいるかもしれない。まさしくログとして残しておくことができます。かつて検察などから消されたような状態になった人達は、もっと無念だったのかもしれません。そう考えると、一方的に情報を与えて、個人が指摘できないというのは、そもそもこれだけ技術が発達した時代には、欠陥のあるシステムなのかもしれません。かつては、権力を監視する力もあったはずなのに、その力は相対的に薄れていくのかもしれません。
市井のものでも、意見を残せる時代なので、たいした事じゃなくても、細々と思ったことを書いておこうとか考えちゃいました。