資本主義と自由
- 作者: ミルトン・フリードマン,村井章子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2008/04/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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を読んで、読みたくなりました。
経済学について、知らなくても面白く読めるんじゃないかと思います。50年以上前のフリードマンの大学での講義を元に書いているらしいですが、それでも現在の問題のことのように、感じながら読みました。もっと早く知っていればよかったなあ、この本。
「この本の第2章の最後には、フリードマンの提案した14の政策があげられています。そのうち、この半世紀で実現したのは、徴兵制度の廃止など3項目しかありません。それは彼の提案が間違っていたからではなく、あまりにも世に先んじていたからです。そこで私は、この提案のうち、実現していない政策を10項目に整理し、これを私の任期中に実現することを約束します」。
こういって小泉は手元のタブレット・コンピュータを操作し、後ろの大スクリーンに「10の約束」を映写した。そこには次のような政策が書かれていた。
もしの話ですが、ここに書かれているようなことを、本当に政府がやるとか言ったら、だいぶ変わりそうですね。色々と既得権益者から諸々声があがるでしょうが、声高に声を上げる人をじっとよく見ると、色々と見える景色が変わってきそうです。
たくさん仕事を抱えこむと、そこがボトルネックになります。お上も一緒で、小さい政府、身軽になった方がすっきりしていいのではないでしょうか?
痛みじゃなくて、変化を受け入れる、楽しむことを自己責任で受け入れられるようになりたいものです。