親バカ

やっぱり自分の子供は賢いのじゃないかと、思ってしまう。うちの子はかわいい、うちの子は、頭がいいとか。しかし、冷静に考えれば、他の子、せいぜい数十人と比較しての秀でてるものは何かしらあるだろう。そうやってある程度の競争を勝ち抜いて大人になるし、たしかに、激しい競争を勝ち抜けば、大金や名声が手に入るかもしれない。親ができることって何かあるのか?と常々考えるけど、案外できることはない気がする。環境を与えるぐらいか。男女の性差でも違うし、子供によっても違う。そもそも親である私自身が何かの一流の指導者でもない。親バカで娘をかわいいとか思うけど、妙に俯瞰してたりもする。
 
何だかんだ思っても、やっぱりかわいいって思う事が「親バカ」なのかもしれない。子が親を超えていくには、このバカさ加減がある意味必要なのかも。翻って自分の親のことを考えるとお互い、教えたつもりもないだろうし、こちらも教わったつもりもない。人生の学び方も遺伝とかはないんだろう。かわいいうちに、たくさん可愛がっておこうと、切に思う。