結婚やら、離婚やらについて考えてみた

 友人・知人も含めてここ最近、離婚の話が多いいので、ちょっと思ったりしたこと。


1.結婚をする理由とは?
 結婚するする理由は様々あると思います。家庭が欲しくなった、家族を得ることで安心したい。落ち着きたい、子供ができた。100組あれば、100パターン理由があると思います。少なくとも、結婚当初は幸福感を感じて、結婚した人が多いのではないかと思います。
 最初から、一緒に住みたくない人と結婚したいとか思う人はまれでしょうから。一緒に住みたくないと思っているのに、結婚できる人は逆に、結婚生活をうまくできそうな気がする。


2.結婚生活がうまくいかなくなる理由
 これも様々あるかと思いますが、性格の不一致、不倫、経済力、価値観の違い、、理想と現実のギャップ、、結婚したら実は違った、、両方の家族トラブルとか。。これもパターンは色々ありそうです。努力すれば報われるものでもないだろうし、これをやれば大丈夫なんてのは、おそらく存在しない気がします。家庭ごとに気をつけてることはあるでしょうが、それがよその家族にはまるかどうかは、分かりません。


3.結婚生活がうまくいくためには 
 自分の場合は、まだ結婚生活がやっと丸4年になったところですが、一言でいえば、運でしょうか。お互いの努力なども挙がるかもしれないですが、努力の方向が噛み合うのも、運だと思います。運が一番大事な要素だと思います。出会いとか、価値観が会うとか、トラブルを乗り越えられるとか、、諸々考えても運が一番大事な気がします。だから、うまく行かない人達も運が悪かった、相手選びを間違ったと気軽に考えればいいのになどと思いますが、結婚するよりも離婚する方が数倍大変です。それでも、日本では離婚する夫婦は増え続けているそうです。たしかに、周りの夫婦の半分ぐらいは離婚してたりします。


4.離婚をした場合
 離婚したときのリスクとしては、子供がいるかいないかでも大きいでしょうが、経済的な問題が真っ先に考えてしまいます。日本は特に教育に対してのコストが高いので、離婚した時の、養育費もバカにならない金額です。その他にも、慰謝料など、結婚の間に、専業で働くことになって、仕事をする機会がなくなったなどで、離婚後に満足な収入が得られない仕事に就かざるを得ない。日本の場合はもっと悲惨なパターンがあって、仕事をしないで、保護を受けた方が、低所得労働に就くよりもいい生活ができてしまうなど。
 とにかく離婚は、そういう意味でも、結婚よりも断然労力を使うと思います。愛をもって結婚したはずなのに、離婚調停などで話がでるのは、結局金の話ばかりだという話はたくさん聞きます。悲しい現実ですが。
 経済的合理性で考えると、離婚の選択肢はなるべく避けたいのは皆思うのではないでしょうか。お金で解決できない問題があった時に、愛や情があれば、乗り越えられるのであれば特に問題がないのでしょうが、愛や情は形が見えないので、定量化できません、正直保障もないです。従って、定義することが難しい問題です。恋愛でもそうですが、愛があるか、ないか論になってしまうと。もう俺には理解できない領域です。信じるものは救われるのが理想ですが、信じない方が幸せっていうこともあります。
 

5.それでも離婚を選択してしまう理由
 経済的に合理的じゃなくても、人間は感情の生き物ってことでしょうか。嫌なものは嫌だってことでしょう。何に我慢できるかってことなんでしょうが、結局運が良ければ、離婚しなくてすむって事なだけな気がします。結婚も離婚も運の要素が強いと思うので、結婚した後の生活、離婚する時の想定などできるだけ色々な事を、考えておいた方がいいなと思います。何事も備えあれば憂いなしってことで。
 ただ、「運」というものも、人によって、感じ方が違うので、運がイイって思って生きていくことって、実は結構人間のかなり高度な感情な気がします。なぜ運がイイか、自分に説明できる能力がないと、自分の事を運がイイだなんて思えないからです。運を味方にするにも、それなりに努力が必要な気がします。


6.お金が大事じゃないか
 結果として、やはり自分は、お金はだいぶ大事じゃないか?と思います。結婚生活を送ってみて、お金だけじゃない部分もたくさんありますが、そう思う前提には、最低限のお金がベースにあると思います。お金の心配をまず無くすと、結婚生活がスムーズにいくか、逆にすぐに幸せな離婚できるかのどっちかだと思います。
 なぜそう思うかというと、お金の事を勉強して、可処分所得を増やす事を行ったら、お金の心配が減ったという自分の実体験からそう思うだけです。
 所得が高いことが幸せではなくて、きっちり管理してあり、結婚生活の色々イベントに対して、気持ちよく対応していけるかってことの意味です。そのために、それなりの仕事をきっちりして、ある程度節制するという生活も必要になってくるでしょう。
 女性が男性に対して、結婚の条件として、年収を挙げるのは、合理的な考え方だと思います。そう思うのは、日本では、女性が現状、収入を男性並みに確保するのが、一般的に難しいとされています。実際数の割合でいっても、圧倒的に専業主婦などは女性が多いでしょう。そう考えると、男性のほうの収入に頼らざるを得ない状況が生まれやすくなるかと思います。
 しかしながら、今の日本の若年層の男性は、昔みたいに、仕事が安定的にあり、給料が右肩上がりで上がるような時代ではないので、年収だけで判断するのではなく、生活習慣などでお金を浪費しがちなのか、そうじゃないのかとかも見るのだと思います。
 つまり、結婚は企業同士の合併のようなもので、合併したら、事業の選択、仕分けのような作業を夫婦でも行う必要があるかと思います。家計の選択と集中、リストラ、コスト削減だったり、その上で夫婦の目標だったり、夢を具体化させてみるのがいいのではないかと思います。ビジネスと一緒で、環境に合わせて逞しく生きていくことが、必要になってくると思います。
 旦那○歳、妻○歳、子ども○歳の時に、今どきは、古くさい目標かもしれないですが、海外旅行に行く予定を立てるとか、それだけで楽しいじゃないですか、、とか庶民の俺は思ってしまったりします。てか、旅行行きたいな、、旅じゃないです。単なる観光です。


 こちらまだ読んでないのですが、色々なブログで紹介されていたのを思い出して、読みたくなりました。結婚してなくても、これから結婚する人達、独身の人にも参考になりそうな気がします。

夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術

夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術

  • 作者: 花輪陽子
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2010/06/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 10人 クリック: 394回
  • この商品を含むブログ (23件) を見る