すっきりわかるGoogle App Engine for Javaクラウドプログラミング
すっきりわかるGoogle App Engine for Javaクラウドプログラミング
- 作者: 中田秀基
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2010/07/02
- メディア: 単行本
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Google Appsが登場したことで、誰でもインフラ構築などなしで、WEBアプリケーションを公開できるようになった。それは一体どういうことを意味するんだろう?とかって勝手に最近妄想しているのですが。思うに、プログラミングほど、独学しやすいものはないのではないかと思う。日本では、書籍もたくさんあるし、ネットにも情報がたくさんある。面白いと思うかどうかは別としても、昔に比べれば敷居は格段に低いだろう。何しろ勉強にかかるコストも格段に他と比べれば安い。
最近は、プログラミングが義務教育化される時代がいつか、来るんじゃないか思ったりする。いずれは読み・書き・そろばんのように、ITも必須になるだろうし。プログラミング知識やWEBサイトを構築できる知識とか、スキルなんて必須になるんじゃないか。そうすると、ユーザー企業なんかが今までベンダー企業に自社のITシステムをお願いしていたことが、どんどん内製化していきそうだ。専門会社にシステム開発を依頼する必要がなくなるだろう。そうなると欲しい人材は、プログラミングスキルをすでに持っているような新入社員だろう。そういう人たちが入れば、社員のリテラシー教育への投資なんてものは要らないだろうなあ、なんて思ったりもする。
なんで、そんな事を妄想するかと言うと、使う側のリテラシーが上がってくると、比較的安価な、制約付きのシステムをあてがわれた時には、色々な工夫をして使うことが、逆に増えるんじゃないかと思うから。特に根拠はないけども。そんな気がするだけ。誰にでも使える、やさしい技術ってのは、最近むしろ飽きられてて、使う方も、作る方も面白いがるって事がないとダメな気がする。