Googleの全貌
- 作者: 日経コンピュータ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2009/12/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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プログラム書いたりして、ソフトウェア開発に関わる仕事をしているエンジニアであれば、第3章、5章の社員のインタビュー部分が興味深いと思う。「世界を変える」と、ちょっと恥ずかしくて口に出せないよ、ってことを真剣に考えられる環境にいるということは、すごく幸せなことだと思う。
グーグルはマネージャー職でも、皆プログラムを書いたりするそうだ。コードを書かなくなった、書けなくなった、つまらなくなった、あるいは、会社都合から、管理者へみたいな、よくありがちな事にならない。エンジニアリングが好きで実力のある人ほど、いつまでも、技術に関われるなんて、これほど素晴らしい環境は、ないんじゃないか。と最初は、思ったんだけども、要は実力があれば、いつまでもプログラマでやれるし純粋に尊敬される環境があるんだろう。管理職じゃないとこの先、この会社で食えないなんて、発想にはならないんだろう。
Googleについては、今さら私ごときが、語ることもないが、仕事でも実生活でも、十分に恩恵を受けている。Googleが、無くなったらなんて考えないけど、サービスが使えなくなったら、著しく仕事の効率などは落ちるだろう。それぐらい依存してる。これからも、フレネミーな関係として付き合って行くことになるだろう。それにしても、今後広告モデル以上の、収益モデルを考えているんだろうか?そして、Googleに対抗する企業が登場するんだろうか。企業向けクラウドなんかは、そうなるのかな。