不動産投資×証券投資 最強のハイブリッド投資術
- 作者: 石川貴康,内藤忍
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2010/05/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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まず証券投資でいくと、私の場合の基本的な運用方針は、投資用のコア資産の多くは、比較的低リスク・低コストのインデックス投資信託で世界中に長期で分散投資を行っている。ある程度の余裕資産が出てくれば、個別株やリスクの高い金融商品を買ってもいいと思っているが、その時はドキドキ感だけ買おうと思っている。
しかし、それだけでは面白くないので、不動産投資もできればやってみたいと思っていた。どちらかというとミドルリスク・ミドルリターンになるかと思うが、リスクも色々と考えなければいけない。
不動産投資については、前から興味があったが、日本は少子高齢化が進むのに、これから先不動産投資をして、利益を出し続けることができるだろうか?という漠然とした考えがある。本書には、証券投資と不動産投資を組み合わせた年齢別投資法が紹介されているが、不動産投資をするにあたって、丁度いい数字の指標だと思ったので、今後参考にしたいところだ。あと、基本的に不動産投資を本業にするということが、目的の本ではないところが、いと思っている。あくまで、本業を大事にしながら収入を増やしていく姿勢には多いに、賛成したい。考え方、価値観になるのかもしれないが、そんなにサラリーマンの仕事は、ラットレースでもないと思う。
いずれにしろ、投資はリターンを追求するというよりは、リスクをいかに管理して把握するかだと思っている。つまり、損をどれくらいしていいのか把握できていないと、自分のような小心者は不安でしょうがない。自分の今の実力・社会的信用では、収入と資産を増やす事は、すぐにできることではないので、投資も仕事も両輪で、地道にどちらも地力、知識をつけていき、少しづつでもいいから、収入を複線化して行ければいいと思う。