イノベーションのジレンマ

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

言わずと知れた、この名著を遅らばせながら読んだ。

破壊的イノベーション」によって既存の優良企業はそれまでの成功体験が足かせとなって追いつめられていく

これはいつでも起きるし、継続的に起きている気がする。グローバル経済の中で
戦わないといけない企業は常にこのイノベーションのジレンマと葛藤しないと
いけないんじゃない。はたしてそうなのか?とか最近考える。プロセスを価値化して
イノベーションを任意に起こそうとして起こせるもんなんだろうか。

どちらかというと、その時代に一番自由に発想できて、自由に面白いことを世界に向けて
発信できる環境が必要になるんじゃないか。文化と価値を営利を求める企業から見いだすのは
難しい。やはりベンチャー企業からの方が生まれやすいのは事実な気がする。